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バイクメーカー「スズキ」の戦略
スズキは、経営の基本方針に「消費者の立場になって価値ある製品を作ろう」を第一に掲げている。この基本方針のもと、「価値ある製品」を作ることを創業以来、根底においてきた。その中でスズキは、2005年4月から2010年3月までの経営計画、「スズキ中期5ヵ年計画」を2005年5月に策定した。これは、5年間にグループ全体で1兆円の設備投資を行い、連結売上高3兆円、連結経常利益1,500億円の達成を目標とするものである。
スズキは、この数値目標を、5年間のうちで、できるだけ早い時期に達成するように取り組んできたが、連結売上高3兆円という目標は、海外での四輪車の販売好調などによって、2007年度3月期に、前倒しで達成をすることができた。
そこで、残る3ヵ年の中期経営目標の修正を、2007年4月27日に公表した。収益基盤の基礎作りに重点を置くというもので、具体的には、連結売上高は、3兆円以上を3兆5,000億円以上とし、連結経常利益は、1,500億円以上を1,750億円以上という数値目標にした。世界生産台数は、二輪車440万台以上は据置だが、四輪車は270台以上を300万台以上としている。

